青森県田子町では、特産のニンニクが収穫の時期を迎えていて農家の人たちが出荷作業に追われています。
田子町干草場の澤頭勉さんは、約30アールの畑で「福地ホワイト六片種」を生産しています。
このニンニクは、ひと粒ひと粒が大ぶりで食べ応えがあり、糖度が高く、まろやかな旨みとしっかりした香りが特徴です。
2025年は雨不足などで生育が遅れ、いつもの年より一週間遅い6月20日頃から収穫作業が始まりました。
作柄は若干小ぶりな物も見られますが、形は良く品質は上々ということです。
この日はトラクターで土の中のニンニクを掘り起こしたあと、茎と根を切り落とす作業を行っていました。
澤頭侑孝さん
「生ニンニクはすごくみずみずしくて、辛さがマイルドですので、ぜひカットしてみそを少しつけて、生でかじって旬の味を味わっていただければと思う」
ニンニクの収穫は、7月上旬まで続き、田子町の直売所や道の駅でも販売されます。