まずはスープから 「Paris・Soir」の意味とは?

最初にいただくのは、ジャガイモとコンソメのスープ『スープ パリ・ソワール』です。

実土里さん
「こちらのスープをいただくときのテーブルマナーのポイントってありますか?」
オーナーシェフ 奥崎義人さん
「音を立てないことが基本です。このスープが層になっているので、軽く混ぜ合わせると良いです」

『パリ・ソワール』とは、『パリの夕暮れ』という意味。2層に分かれたスープの層全体をスプーンですくっていただきます。

実土里さん
「すっごく新ジャガイモが甘い。本当に深みを感じるスープですね。心からフランスになりましたね」

実土里さんが選んだメイン料理は、十和田ガーリックポークを使った肉料理です。

ピクルスやベーコン、玉ねぎを詰めて焼き、酸味がきいたトマトと甘めのワインを使ったソースを絡めながらいただきます。付け合わせの野菜は、旬のそら豆や平内町産のカブ。彩りも鮮やかなひと品です。

お肉にのったトマトソースをナイフを使って全体に広げたら、左側から食べ進めます。一度に全てを切り分けると料理が冷めてしまうので、ひと口大にしながらいただきましょう。

実土里さん
「すごく甘くてやわらかい。その中に包まれているいろんな具材たちが違う個性だけど、一つにまとまっている感じ。運動会の時に一致団結したクラスみたいな感じがする。家族とか友人と一緒に来て、ゆっくり話しながらじっくり味わいたい」

県産食材を使っているということで、フランス料理に親近感がわいた実土里さん。気になるテーブルマナーをさらに聞いていきます。そして、最後はシェフの気まぐれデザートが登場します!