犯行の詳細…
なぜ? 盗まれたはずの「もち米」が別の被害農家の精米所に
青森テレビが大矢被告の逮捕前に行った取材で、最初にコメを盗まれた倉庫の関係者は、被害に気づいた時、倉庫の「高窓」に異変があったと話していました。

被害倉庫Aの関係者
Q.窓の鍵はしていなかった?
「鍵をしていなかった。気が付いたら、このぐらい(10cmほど)しか開けていなかったつもりが、23cm開いていた」
また、盗難被害のあと、こうした出来事もありました。
盗まれたはずの「もち米」2袋が、別の被害農家の精米所に置かれていたということです。

被害倉庫Aの関係者
「なんで(もう1つの被害農家Bさんに)置いて行ったのか…。わからない」
大矢被告はA倉庫について「以前働いていたときに田んぼの手伝いをしていた」と話し、高窓などが無施錠と知っていたことが裁判で明らかになりました。

また、もち米をB精米所に置いたことについては、B精米所での窃盗がばれないように処分に困ったものを移したということです。