『募集』の張り紙 おじコンビがスカウトされた職業は…

集合したのは、五所川原市役所前。青森県を代表する夏祭りの一つ『五所川原立佞武多』の像に見守られてのスタートです。
さっそく見つけたのは、2人の大好物・サインポールが目印の理髪店。

さっそく入ってみると、以前もお伺いしたことがあり、「しばらくでした」と迎えてもらいました。

お母さんと息子さんが営むアットホームなお店です。
散歩していると、今度は洋服のお仕立て・お直しの店を発見。

気になった2人は迷わず入店してみました。すると、ズボンのウエストを詰めるご依頼がなんと25本分もあるとのことで、お店の方が黙々と作業していらっしゃいました。

川口浩一さん
「1日に何本ぐらいできますか?」
お店の方
「1日に1本。粗末にやらいね(できない)ど思って」
黒石八郎さん
「お母さんが直してけだ(直してくれた)ズボンこはぐ人があずましい(快適だ)と思うよ」

80歳のいまも現役で仕立てをしている元気なお母さんでした。
さて、今度は、『乗務員募集』の張り紙が気になって入ってみると、そこはタクシー会社。

川口浩一さん
「タクシー、バス、みんな運転手さん足りなくて大変ですよね」
タクシー会社の方
「そうです。ぜひ、どうです?」

2人合わせて148歳のおじコンビを乗務員に誘っていただきました。利用客で多いのは、高齢の方。病院や買い物への送迎だそうです。

黒石八郎さん
「大変な時期なんだびょん(時期なんだと思う)。いろんな意味で。乗る人は年配の方が多いでしょうけど、若い人は車だの自転車だのある。むったど(いつも)雨が降れば良いの~」
乗務員になりたい方、募集中です。続いては、買い物へ。