青森県立美術館の新しい館長に就任した、劇作家で演出家の平田オリザさんに辞令が交付されました。
4月1日に県立美術館の館長に就任した平田オリザさんに、宮下知事から委嘱状が交付されました。
平田さんは東京都出身の62歳で、劇団「青年団」を主宰し、国内外の演劇分野に大きな影響を与えてきました。
これまでに八戸市の高校で表現科の講師するなど、青森県との関わりも深く、現在は兵庫県の大学の学長を務めています。
平田さんは、県立美術館の運営に携わるほか、新設された特別職「県文化芸術参与」として、県内の文化・芸術施策について専門的な助言をしていきます。
青森県立美術館 平田オリザ 館長
「全ての子どもたちにアートを届けられるような仕組みを、たくさん作っていければと思っている。美術だけではなく音楽も演劇も、どんな子どもたちにも体験したり関心できたりするような、青森県にしたい」
平田さんの任期は2年で、県内の文化・芸術の発展に期待が寄せられます。