〈大相撲春場所 11日目・3月19日 エディオンアリーナ大阪〉
春場所10日目に湘南乃海(26=高田川)に勝利して、勝ち越しを決めた西前頭六枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)。19日・11日目は、同じ勝ち越しで8勝2敗の西前頭十四枚目の美ノ海(31=木瀬)との一番にのぞみました。
尊富士は、素早い立ち合いから頭から鋭く当たっていくと、そこから美ノ海にまわしを取らせず、勢いそのままに押していき、「突き出し」で勝利しました。
尊富士はこれで7連勝。今場所の成績を9勝2敗にしました。
一体優勝は誰になるのか。
現在、優勝争いのなか唯一の1敗を守る高安のほか、年齢も近く尊富士の“ライバル”とも称される2敗の大の里の一番にも注目が集まっている。
【優勝争いの上位力士】(19日尊富士の取組後の結果まで)
幕内1敗 高安
同 2敗 大の里、尊富士
【基本情報】
尊富士 弥輝也(たけるふじ・みきや)は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。
【尊富士の春場所2025】
初日 正代 〇 寄り切り
2日目 金峰山 〇 押し出し
3日目 平戸海 ● 寄り切り
4日目 玉鷲 ● 押し倒し
5日目 宇良 〇 押し出し
6日目 一山本 〇 押し出し
7日目 遠藤 〇 寄り切り
8日目 欧勝馬 〇 寄り切り
9日目 錦木 〇 寄り切り
10日目 湘南乃海〇 押し出し
11日目 美ノ海 〇 突き出し