冬の厳しい寒さを利用した郷土食作りです。真冬の乾いた風を利用して作る「干し餅」づくりが青森県五所川原市で最盛期を迎えています。

冬の乾いた風が通り抜ける乾燥小屋で、カーテンのように吊るして寒風にさらす干し餅作り。五所川原市俵元地区で、いま最盛期を迎えています。

農家の兼成健逸さんは、2024年11月下旬から干し餅を作っています。

つき上げておいた餅のブロックを、専用の機械を使って1cmほどの厚さにカットして、ひもで編み込んでから一昼夜水に浸します。そして、最後に凍った餅を2週間程乾燥させますが、豪雪となった今シーズンは乾燥小屋に風を通すための窓が半分ほど雪で覆われていて、苦労が多いといいます。

干し餅生産者 兼成健逸さん
「(多く)雪が降ったので作業が進まず大変だった。出来は非常に良く出来た。自信を持って出荷できる」

俵元地区では、干し餅を作る農家は最盛期には25軒ありましたが、今シーズンは4軒だけとなっています。

兼成さんたちが守る津軽伝統の郷土食「干し餅」作りは、3月上旬まで続きます。