“全国トップクラス”と称される「除雪」の技術を持つ青森空港の除雪隊「ホワイトインパルス」。今シーズンの活動を2日から本格的に始めました。
青森空港では2日、ホワイトインパルスの出動式が行なわれ、地元の園児が雪かき用のスコップを手渡し、隊員たちを激励しました。
市川麻耶キャスター
「冬の間、青森空港の安全を守るホワイトインパルスがいま出動しました」
隊員約120人体制で除雪車両34台を駆使するホワイトインパルス。滑走路を隊列を組んだ車両が進む姿が、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」に似ていることから、2013年に命名されました。
青空が広がった2日は、園児たちへのお披露目となりましたが、今シーズンは11月18日に初めて出動してから1日までに9回稼働しています。
その技術は“全国トップクラス”と称されていて、東京ドーム約12個分の広さにあたる55万平方メートルを40分ほどで除雪することができます。
ホワイトインパルス 福士真人 隊長
「空の玄関を守っていくという事で、気を引き締めて除雪を頑張っていきたいなという気持ちです。雪質が重くなってきているので、例年に比べて除雪も難しくなってきているのかなと思っている」
昨シーズンは161回出動したホワイトインパルス。
全国の空港のうち国内有数の豪雪地帯にある青森で、今シーズンも定時運航を支えます。