18日未明、青森県三沢市でポンプ車などをとめていた消防団の屯所が全焼する火事がありました。警察は、放火の可能性を視野に捜査を進めています。

今野七海 記者
「三沢駅から400mほどのところにある火事現場です。消防車や柱は黒く焼けこげ、火の激しさを物語っています」

火事があったのは三沢市の消防団「第6分団」の屯所です。

18日午前3時半ころに建物から火がでて、近くの住人から消防に通報がありました。

消防車など10台が出動し、火は約4時間後に消し止められましたが、この火事で屯所が全焼し、建物内にあったポンプ車が焼けました。

通報した人は
「朝方トイレに行こうと思ったら煙が見えた。トイレから出たら火がひどくなっていて火事だなと思った。屯所だから余計信じられない。人も住んでないし怖いな」

警察によりますと、屯所は地元の消防団が管理していて、通常はこの時間帯に人はおらず、鍵がかかっているということです。

警察は放火の可能性があると見て慎重に捜査を進めています。