日本原燃は7月に確認した、ウラン濃縮工場 管理廃水処理室(管理区域内)で放射性物質含む液体の漏えい(1滴/5秒の滴下)について、その原因と対策を取りまとめたと発表しました。その情報によりますと、漏えいは2024年7月16日に確認されたもので、その後、凝集沈殿槽と繋がる配管のダイヤフラム弁を調査した結果、ダイヤフラム(天然ゴム) が経年劣化により硬化し、ゴム本来の弾性が低下したことで弁内
なお、当該弁のダイヤフラムは8月9日に交換しているということです
以下、日本原燃発表の【原因】と【対策】についてです。
【原因】
本漏えいは、2018 年に策定したウラン濃縮工場のダイヤフラム弁の保全計画が適切で
2018年にウラン濃縮工場で実施した現場調査でダイヤフラム弁の機器破
※:分解点検にはダイヤフラムの交換を含む
【再発防止対策】
上記の原因を踏まえ、ダイヤフラム弁の保全計画を、分解点検後10年以内に次回の分解点検を実施するよう見直しました。
また、当該弁を含むダイヤフラム弁200台のうち、分解点検を実施していない106台については、漏えいリスクを低減するための応急措置(ナットの締め付け確認や、袋による養生)を実施して飛散防止対策をしており、今後、分解点検を2025年6月までに完了する予定としております。
当社は、再発防止対策をしっかりと実施し、同様の漏えいを発生さ