青森県平川市の猿賀神社で、「刈穂祭」が行われ、早乙女姿の小学生が出来秋に感謝しながら稲を刈り取りました。

猿賀神社の神饌田では、5月の「御田植祭」で地元の猿賀小学校の児童たちが植えた「もち米」が黄金色に実りました。

30日は1932年から続く神事「刈穂祭」が行われ、宮司の「刈初め」に続いて古式ゆかしい白装束に花笠姿の女子児童13人が田んぼに入りました。

そして、一株ずつ丁寧に鎌で稲を刈り取り、出来秋に感謝しました。

参加した児童は
「(収穫量が)多かったので、めちゃくちゃ大変でした」

「いっぱいとれてうれしいです。達成感がすごくあります」

猿賀神社 山谷敬 宮司
「去年同様に暑さにも耐えながら、みごとな稲穂の垂れ具合。それぞれの里の神様の恵みをもって豊作の秋を迎えているのでは」

収穫された初穂は、神前に献上され、11月の新嘗祭で餅にして供えられます。