
友達や周囲の影響もあり、高校に入ってからはレスリングの成績が徐々に出始めていた。
坂本将典さん
「スーパー高校生と言われたライバルがいたんですけど、その子に勝ったり負けたりはありましたけども、自分のレベルも上がっていけたかなというのはありましたね。なのでそのライバルのおかげですね、私が強くなっていけたのも」
大学で成績を残した後、自衛隊体育学校へ。オリンピックという目標を掲げ日々練習を続けていた。

しかし、自分よりすごい後輩が現れ、自信を失う。
次第にレスリングへの情熱が薄くなり、社会人の大会で優勝した後に引退。一度レスリングと距離を置いたが、10年後、長年培ったレスリング魂が再燃する。