きっかけをくれたのは『大道芸人の先輩』パフォーマーへの道を切り拓く

パフォーマー刹那さん
「そのオーディションに落ちたんですけども、そこでプロの大道芸人の先輩が見てくださっていて、『一緒にパフォーマンスをやらないか』と誘われました。それで大学2年生のときから、大道芸を始めるようになりました」

プロの大道芸人の先輩にいろんな現場に連れて行ってもらい、勉強した。そこで学んだのは、技術だけでなく人を引き付ける魅力があること。刹那さんの魅力は、思春期から始まった口下手なところ。
パフォーマー刹那さん
「逆にしゃべらない方が人を引き付けるよっていうことですね。しゃべらないでできるパフォーマンスは何かなって考えたときに、銅像になりきるパフォーマンスだということでした」

今ではいろんな場所でライセンスを獲得し、”ミドリーマン”として街中でパフォーマンスを行っている。コロナ禍には仕事が減ったこともあったが、活動10年目の今は、プレーヤーとしてカフェの店長として突き進んでいる。

パフォーマー刹那さん
「小さい頃から好きでやってきたものですので、ずっとプレーヤーでいたいっていう感じです。こういうパフォーマンスがあるんだよっていうのは、いろんな人に知ってもらいたいですね。
やっぱり青森に帰って、青森の方に喜んでいただく。それが地元への恩返しだと思っています。なので、青森での活動もどんどん増やしていけたらなと思っています。お客さんからの拍手をいただいたときが、一番幸せだなと感じます」

しゃべることが苦手な“短所”を“長所”に変え、人生を切り拓いた刹那さん。きょうも多くの人たちをそのパフォーマンスで魅了している。

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分
「Turning Point」2024年7月9日(火)放送回より