青森市の飲食店「串ダイニングたけぞう」でカンピロバクターによる集団食中毒が発生しました。患者は20代~40代の男女計8人で、青森市保健所は、この店に5月28日(火)まで7日間の営業停止を命じました。

食中毒があったのは、青森市の「串ダイニングたけぞう」です。

青森市保健所の発表によりますと、患者は5月11日にこの飲食店を利用した20代~40代の男女8人で、腹痛や下痢、発熱などを訴えたということです。

8人はいずれも11日に鶏レバーの低温調理品、鶏モモの炭火焼、焼き鳥盛り合わせ、しめさば、あさりの酒蒸し、油淋鶏(からあげ)、漬物(かぶときゅうり)、ごぼう漬け、えだまめ、酒、ソフトドリンクを飲食しており、これらが原因となった食品だと推定しています。

青森市保健所は患者の複数人の便からカンピロバクター・コリが検出されたほか、症状や発症の状況が共通していたことなどからカンピロバクターによる食中毒と断定。

「串ダイニングたけぞう」に対して5月22日~28日までの7日間の営業停止を命じました。