青森県は25日、新たに935人の新型コロナウイルス感染と感染者4人の死亡を発表しました。
病床の使用率は60%を超えて過去最多です。
居住地別の感染者は八戸市496人、青森市96人、三戸地方保健所管内83人などで、「みなし陽性」を含め県全体では935人です。6日ぶりに1000人を下回りましたが、月曜日としては過去最多で5週連続で前の週を上回りました。
また、感染者4人が24日死亡したと発表されました。1日の死者数では過去最多と並び、80代以上が2人、50代が1人、年代非公表の高齢者が1人です。
新たなクラスターは、八戸市の高齢者施設で2件確認されました。重症は3人、中等症45人、入院している人は277人で、病床使用率は初めて60%を超え、60.6%と過去最高を更新しました。
ただ、県の担当者は「直ちにひっ迫する状況にはない」としています。地域別では、上十三が最も高い90%台で、ほかの地域への入院調整が必要な状況が迫っています。また、八戸70%台、津軽と西北五が60%台と高い水準です。
続いて、東北地方の感染状況です。6県すべてで先週の月曜日より増加していて、青森県は宮城県に次いで2番目の多さです。
青森県によりますと感染が確認されたのは居住地別に、
青森市96人
八戸市496人
弘前保健所管内78人
五所川原保健所管内40人
むつ保健所管内25人
上十三保健所管内63人
三戸地方保健所管内83人
東地方保健所管内12人
県外居住4人
みなし陽性38人です。