「私ができることであれば…」部活動の外部指導員

野澤英二さんはパラリンピックで活躍した経験を生かして陸上部を指導しています。
部活動指導員 野澤英二さん
「先生もさまざま自分の仕事が目いっぱいですから、また部活のほうでもというと、それが終わってから自分の仕事をするのは大変なことだと思うので、それに対して私ができることであればという気持ちで(生徒たちを)見ています」

県は来年度、現在54人いる指導員を約2倍の109人に増やすことにしています。こうした改革の動きについて現場からは歓迎の声が上がっています。
青森市立筒井中学校 佐藤研教頭
「すぐにはなかなか変わることはないと思うんですけど、いま変わりつつあるのは肌に感じている次第なので今後若い先生方が我々の年齢になったときに大分変わったなと思ってくれればいい」

教員が心に余裕を持って児童や生徒と向き合うためには、働き方改革は急務で、未来を担う子どもたちの大事な学びの場として現場はいま、変わろうとしています。