イラン情勢を受け、きょうの株価は先週末より2892円安で取引を終え、過去3番目に大きい下げ幅を記録しました。その理由は原油価格の高騰。私たちの生活にも影を落とし始めています。
“イラン攻撃ショック”に日本経済が揺れています。
「今年最大幅の下げですね。パニック売りにもなってるかな」
“パニック売り”と指摘されたきょうの値動き。
記者
「行きそうですね、行きますね。値下がり幅4000円を超えました」
午前中には一時4200円を超え、結局、終値は2892円値下がりし、5万2728円で取引を終えました。終値としては過去3番目の下げ幅です。
投資家
「もうきょうは見ない。個別株は」
「一時的な下落では済まない可能性もある。そこはちょっと心配」
この“歴史的な急落”の要因は原油の急騰。イラン情勢の長期化の懸念などから原油の先物価格は一時1バレル=119ドル台をつけました。
この原油の高騰がさらなる物価高を招き、景気が冷え込むとの見方が広がっているのです。
先月末には6万円も視野に入っていた株価。イラン情勢がこのまま長期化した場合、どんな影響が及ぶのでしょうか?
ニッセイ基礎研究所 井出真吾チーフ株式ストラテジスト
「状況がさらに悪化することがあれば、株価はさらに下落して5万円割れとか、場合によっては4万5000円ぐらいまで頭の隅には置いておいた方がいい」
仮に原油価格がさらに上がれば、株価の下落は避けられないといいます。
さらに、懸念されているのが…
ニッセイ基礎研究所 井出真吾チーフ株式ストラテジスト
「日本はエネルギーのほとんどを輸入に頼っているので、円安、円が売られやすい状況。日本の財政が傷つくという話になりかねない。結果的に日本国債も売られてしまう。トリプル安の可能性も高まってきている」
株安・円安・債券安=いわゆる「トリプル安」を招く可能性があると指摘します。
原油の高騰は、すでに私たちの生活にも影を落とし始めています。
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