■MLBキャンプ(日本時間15日、アリゾナ州メサ)

DeNAからポスティングシステムでカブスに移籍した今永昇太(30)が、メジャー初のキャンプインを迎えた。約1週間ほど前にキャンプ地に入り、自主トレを続けてきた今永は「無事にこの日を迎えられて良かった。今日からのチームメイトは意気込みが違った」と、キャンプ初日の独特な雰囲気を口にした。

早速、初日からブルペン入り。変化球を交えて31球を投げ込んだ。「屋外で、そしてアメリカの土のマウンドで初めて投げた割には良かったと思います」と手応えを感じたようで、「これからどんどん改善点も見つかってきて、それを克服していくことがすごく楽しみ」と口にした。

メジャー1年目は環境への適応も大変な戦いとなる。今永は「すべて受け入れることが大事。自分がこうだからではなくて、自分の考え方とか自分のやってきたことは、ここでは全て違うと思って。新しいことをしっかり取り入れて」と前向きに話した。

監督からは「自分のやってきたことを出してくれればいい」と言われたようで、「そこのバランスを上手く取りながらやっていきたい」と意気込んだ。

メジャー公式球への対応については、「ずっと使ってますし、特に違和感もなく進められてます」と不安はないとのこと。米国での食事面についても心配していない様子。「今はほぼ毎日自炊をしてるんですけど。自炊といっても鍋作ったり。毎日鍋さえしておけば栄養素も逃げないですし、良いと思います」と、米国での食生活も順調にスタートしているようだ。