IEA=国際エネルギー機関は、閣僚理事会でインドとの加盟交渉を開始することで合意しました。エネルギー消費が急拡大するインドと連携することで、石油などの安定供給や気候変動対策での協力を進めたい考えです。
IEAは、第1次オイルショック後の1974年にOECD=経済協力開発機構の枠組みの中で発足し、現在は日本を含む31か国が加盟しています。インドはOECDの加盟国ではありませんが、IEAは14日までフランス・パリで開かれた閣僚理事会でインドとの加盟交渉を始めることで合意しました。
IEAとしては、エネルギー消費が急拡大し存在感を増すインドが加盟すれば、エネルギー危機への対応力を強化でき、脱炭素化といった気候変動対策で連携を図る狙いもあります。
IEAのビロル事務局長は理事会後の会見で、「交渉開始は非常に重要なステップで、世界のエネルギー・ガバナンスを変えるものだ」と強調しました。
一方、インドのモディ首相も声明を発表し、「インドがより大きな役割を果たすことはIEAに多くの利益をもたらすと確信している」と表明しています。
また、IEAは、本部のあるパリ以外では初の拠点となる地域事務所をシンガポールに設けることも発表しました。
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