渡邊さん、マジックを一番見せたい人がいます。

渡邊一弘さん:
「客が笑顔になる瞬間、これが一番自分にとってうれしい瞬間。一番見てほしい人たちは、生でマジックを見ることが難しい人たち。都会から離れたまちでマジックを実際に見たことがない人たちにマジックを見せて笑顔にしたい」

イチゴを食べた人も、マジックを見た人もみんな笑顔に。渡邊さんは、被災地から笑顔の魔法を発信します。

渡邊さんは、大学の就職活動中に名古屋市のマジックショップに立ち寄り、そこで見たのがきっかけで興味を持つようになりました。それから、独学でレパートリーを増やしていき、今ではステージで使う大道具は自分で作るようになりました。現在は月に10回ほどショーをこなすこともあるそうです。今後も、イチゴ農家とマジシャンの二刀流を続けたいと話していました。