富山県の県立高校の令和6年度全日制課程一般入試の願書受け付けが27日正午で締め切られました。平均志願倍率は1.01倍と3年連続で過去最低となりました。

令和6年度の県立高校全日制課程一般入試は、34校82学科で行われ、募集人数は推薦入学が決まった生徒を除く5188人です。27日正午現在で5248人が出願していて、平均倍率は1.01倍となりました。

このうち、最も倍率が高いのは、富山商業・流通ビジネス科の2.70倍、次に富山中部・探究科学科の2.35倍、そして富山商業・情報ビジネス科の1.90倍です。

富山県教育委員会によりますと、近年は生徒への指導が「行ける学校」から「行きたい学校・学科」を選ばせる方針に変化していて、それによって志望校・志望学科にばらつきや偏りが出ているとみています。

志願者が募集人員に達しない倍率1倍未満は、23校41学科です。また、今年から通学区域が廃止され通学の制限がなくなります。

次ページからは、画像で高校別の詳しい志願状況をお伝えします。