高知県内の優れた製品や技術などに贈られる地場産業大賞の表彰式が13日に高知市で行われました。
地場産業大賞は県産業振興センターが1986年度から行っています。県内の企業や団体の優れた製品、技術、活動を表彰していて、今年度は61件の応募のうち17件が受賞。13日、高知市で表彰式が行われました。
今回の大賞は香南市のYAMAKIN(ヤマキン)で、デジタル技術を活用した入れ歯製作の技術とその材料の開発です。歯科技工士が不足する中入れ歯が完成するまでの時間を短縮させたことが評価されました。
このほか高校生部門の地場産業次世代賞を受賞したのは鹿肉を使ったジビエ商品の開発や販売、その普及活動をしている高知商業高校と、廃棄されるブシュカンで商品開発や環境保全に取り組んでいる幡多農業高校の2校です。
(YAMAKIN 山本樹育 社長)
「大賞をもらったことは社員の励みにもなりますし、日本国民、高知県民の皆さまに本製品・技術を知ってもらえる機会となり、大変うれしい。メイドイン高知の製品・技術を全世界に日本全国に広げていきたい」














