大分県別府市の鶴見岳で13日夜、揺れの大きな火山性地震が発生しました。気象庁は今後、噴火警戒レベルを火口周辺を規制する「2」に引き上げる可能性があり、注意が必要です。

福岡管区気象台によりますと、13日午後9時前後に別府市の鶴見岳で山体の浅いところを震源とする揺れの大きな火山性地震が2回発生しました。

これを受けて、気象庁の機動調査班が14日午前中から火山活動に関する現地調査を行っています。

鶴見岳の噴火警戒レベルは現在の「1」ですが、13日夜からの24時間以内で揺れの大きな火山性地震があと1回発生すれば、火口周辺の立ち入りを規制するレベル2への引き上げが検討されます。

レベル引き上げ可能性があるので、別府ロープウェイは14日の終日休業を決めています。