きょう2月14日は、バレンタインデー。山口県民の皆さんの中には「チョコレートといえば山口市」というイメージがある方も多いかもしれません。こう言われ始めたきっかけは、総務省の家計調査で、チョコレートに支出する世帯あたりの金額が、県庁所在地と政令指定都市の中で山口市が全国1位となったことです。ただ、実はこれ、もう6年前も前の話なんです…。その後、どうなっているのか、みなさんご存じですか?

PRの担当者を直撃したところ…、なんだかいい話が聞けました。山口商工会議所を訪ねました。

山口商工会議所 オール山口ブランド推進課・春永亜由美さん
「2018年だけ順位が飛び抜けて高かったんですけど、それ以降かなり落ち込んでて。やってはいるけど、なかなか順位は上がらないっていうところだったんですよね」

そう、実は、2018年の1位以降、低迷していたんです。その後は、11位、4位、26位、18位とぱっとしませんでした。

春永さん
「1位の時の栄光にしがみついている感じではあったんですけど」

なんとも正直な春永さん。しかし、黙って見ていたわけではありません。山口商工会議所は、王座奪還と「チョコレートでの町おこし」を目指して、2020年からさまざまな作戦を決行!チョコレートの名店を集めた販売会の開催に…、市内各所にPRの看板やのぼりを設置。

イベントでは鏡開きならぬ、チョコ開き。

道行く人に山口のお菓子をチョコにディップしてもらい、もっとも合うものを決めてもらう催しも。ちなみに優勝は…ういろうでした。

さらに、市内のチョコレート菓子販売店を紹介するマップを毎年、制作。

生花店とコラボしてマップを作るなど、チョコレートの消費拡大に取り組んできました。なかなか低迷から抜け出せない時期が続きましたが…。