愛媛県西条市に本社を置き、食品スーパー「生鮮市場ヴォーグ」を展開している「ヴォーグ」が今月13日付けで事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。
帝国データバンクによりますと「ヴォーグ」は2000年に設立され、西条市内で食品スーパーを展開し生鮮品や一般食品、日用消耗品などの販売を行っていました。
また、保有する不動産の賃貸なども手がけ、2011年3月期には、約11億7000万円の売上を計上していました。
しかし同業他店や県外資本のディスカウントストアなどとの競合激化により営業面は厳しくなり出店費用などの借入負担も重く、融資を受けるなどして凌いでいました。
そして2023年6月に「生鮮市場ヴォーグ壬生川店」の近くに大型スーパーがオープンしたことで来店客数がさらに減少、先行きの見通しが立たなくなり事業の継続を断念したということです。負債総額は推定で約4億5000万円だということです。
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