ウクライナ侵攻反対を掲げロシア大統領選挙への出馬を目指していた元下院議員が、中央選挙管理委員会に候補者登録を拒否されたことを受け、最高裁に訴えを起こしました。
元下院議員のナジェージュジン氏はロシア中央選挙管理委員会から大統領選の候補者登録を拒否されたことを受けて、12日、ロシア最高裁に提訴したと自らのSNSを通じて明らかにしました。
書類の形式をめぐり2件の訴えを起こしたということで、候補者としての登録拒否を不服とする訴えについては今月16日までに起こすとしています。
ただ、裁判に訴えたとしても決定が覆る可能性は低いとみられています。
中央選管は8日、ナジェージュジン氏が提出した署名の一部に不備があり有効な署名が候補者登録に必要とされる10万人に満たなかったとして、大統領選への出馬を認めない判断を下していました。
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