地震があってもこの場所で…

液状化により営業が困難となったこし村百味堂。

自分たちの生活、96年守り継がれた味を絶やさないようにと、現在、店の向かいにある建物でなんとか営業を再開しました。

そんな厳しい状況の中でもこし村百味堂の和菓子を求めて、毎日お客さんが訪れています。

富山市からの客:「街並み見てびっくり。富山市内から来たら余計びっくりしてしまいました。みなさん本当に早く元の生活に戻ってほしいです…」

妻・恵久子さん:「心寄せていただいて本当にありがたいです。ありがとうございます」

こし村百味堂三代目・越村淳平さん:「うれしいです。自分ら本当に勇気づけられています」「小さいころから伏木で育って、この街に育ててもらったっていう思いもあるので、こういうことありましたけど、できることであれば伏木でお店を続けていきたい」

伝統の灯を絶やすわけにはいかない。
伏木の老舗和菓子店は、震災からの復興を願っています。