大分県国東半島の六郷満山の寺で行われる旧正月の伝統行事、修正鬼会が11日夜、国東市の成仏寺で行われました。

修正鬼会は年の初めに家内安全や五穀豊穣、無病息災を祈願する、六郷満山文化を代表する伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

国東市の成仏寺では11日夜、僧侶が扮する荒鬼、災払鬼、鎮鬼が登場。介添え役のタイレイシとともに松明で火の粉を振りかけ、参拝客は無病息災を祈願しました。

(参拝客)「歴史あるものだなと思いました」「神聖な感じでいいことがあるかなと思いました」

修正鬼会が終わると仏の里にも春が訪れます。