遠洋マグロ漁業を営む臼井さん。先祖代々・気仙沼を守り、震災にも屈しませんでした。

康晴選手の父 臼井壯太朗さん:
「私はフェンシングを本当はやらせたくなかった。同じことをやらせたくなかったけど、自ら自分がフェンシングを選んで始めたので、自分でやっていく、進んでやらせることを身につけさせるのが本当に大変だった」

フェンシング 気仙沼高校 臼井康晴選手:
「3年生から意識を変えて練習し始めて、自分の父に教えてもらったので、そこから自分がちょっとさぼろうと思った時とかにケツたたいてやるぞと言ってくれたので、自分もそれに負けないようにというか、本当に鬼という感じ。怖かったです」

そんな厳しい指導に耐え、全国の頂点に。親子2人でつかんだ栄光でした。

康晴選手の父 臼井壯太朗さん:
「フェンシングを中心に高校生活をずっとやってきたというのは本当に大変だったんじゃないかなって。でもこうやってやってきたことがちゃんと結果が出せてよかったなって。ただここがおしまいじゃないので」
フェンシング 気仙沼高校 臼井康晴選手:
「本当にすべての面で感謝しかないですね。一緒に頑張ってきた感じがあるので本当に感謝しかない」