「土佐文旦」が旬を迎えるのにあわせて、土佐文旦振興対策協議会が日ごろの取り組みなどを知事に報告しました。生産者は減っていますが、若手の後継者は増加しているということです。

「土佐文旦」の生産者らでつくる土佐文旦振興対策協議会は、毎年この時期に日ごろの活動や「土佐文旦」の魅力を知事に報告しています。

協議会によりますと近年、生産者自体は減ってきていますが、若手の後継者は増えてきているということです。

(土佐文旦振興対策協議会 西込浩一 会長)
「地域地域で若手の生産者を大切に育てる取り組みが功を奏しているのかなと思う」
(濵田省司 知事)
「おいしくて売れているからですね。やっぱり」

甘みを感じやすい良好な味に仕上がっている今年の土佐文旦。報告会では早速濵田知事が県内を代表する産地=土佐市と宿毛市のブンタンを試食し、今年の味を堪能していました。

(土佐文旦振興対策協議会 西込浩一 会長)
「“赤道むき”といってブンタンの真ん中を割ってぱかっとお皿のようにして1粒1粒ムッキーちゃんで上手に剥いで“めんどくさい”を楽しみながら食べていただきたい」

協議会は2月から3月にかけて高知市のほか、東京や神戸でも土佐文旦をPRするイベントを開催する予定でファンをさらに増やしたいとしています。