巨人で臨時コーチを務める球団OBの松井秀喜さん(49)がキャンプ地・宮崎に到着した。松井さんが巨人で臨時コーチを務めるのは、2018年以来6年ぶり4回目。10日から13日までの4日間、後輩たちを指導する。「私がこの4、5日間見たところで大きな変化はないと思うが、ジャイアンツの目標は優勝以外ないですから、優勝という目標に選手個々、チーム全体が向かう中で、背中を押せるようなちょっとした刺激になればいい」と話した。
8日に第2クールを終えた阿部慎之助監督(44)は「素晴らしい教材が来ると思いますので、いろんなことを聞いたら、絶対答えてくださると思う。いい意味でどんどん使ってもらいたいなと思います」と元チームメイトである松井さんの来訪を心待ちにし「日本の今の野球界だったり、バッティングのことだったりというのを一刀両断してもらおうかな」とチームへの刺激を期待した。
そして、松井さんの故郷・石川県を含めた能登半島地震については「私の出身県であんな被害にあうというのは、心が痛みます。小さい時から見ていた景色は記憶に残っていますので、能登にも何度か行ったことがありますし、これから街も人も立ち上がって復興していく。また皆さんが前を向いていくのを私も県民の1人として応援していきたいと思います」と被災地へエールを送った。














