派閥の政治資金パーティーの裏金問題を巡り、新潟県連会長を辞任する自民党の高鳥修一衆議院議員に代わり、佐藤信秋参議院議員が県連会長に就任する方針が決まりました。

自民党県連の国会議員団は9日朝、東京で会議を開き、次期県連会長について話し合いました。

高鳥修一県連会長は所属していた安倍派=清和政策研究会のパーティー券を巡り、5年間で544万円のキックバックを受け取っていましたが収支報告書に記載しておらず、その道義的責任を取るとして県連会長を辞任すると表明していました。

会議の出席者によりますと、次の県連会長を巡っては新潟市出身で元 国土交通事務次官の佐藤信秋参議院議員と鷲尾英一郎衆議院議員の2人の名前が挙がり、佐藤議員が県連会長に、鷲尾議員が国会議員団長に就くことが決まったということです。会長の交代は県連の常任総務会で正式に決まるということです。

