イスラエルのネタニヤフ首相が指示したパレスチナ自治区ガザ南端のラファでの軍事作戦について、アメリカのブリンケン国務長官がネタニヤフ首相に直接、支持しない考えを伝えていたことがわかりました。

パテル副報道官
「アメリカは支持しませんし、ブリンケン国務長官はネタニヤフ首相との会談の中ではっきりとそれを伝えました」

アメリカ国務省のパテル副報道官は8日、ネタニヤフ首相が指示したガザ南端のラファでの軍事作戦について、ブリンケン国務長官がネタニヤフ首相との会談の中で、支持しない考えを伝えたことを明らかにしました。

パテル副報道官は「攻撃が真剣に検討されているとの証拠はない」としながらも、「100万人もの住民が避難してきている中での攻撃は悲惨な結果をもたらす」と指摘しています。