ランチ後には2日連続となるシート打撃が行われました。8人の投手が登板する中、活躍を見せたのは、2軍から合流した塹江でした。

このオフから投球フォームをサイド気味に変更。ヒットは2本打たれたものの、持ち前の強いボールの質は衰えることはなく、充実の内容を見せます。
RCC野球解説者 佐々岡真司 さん
「左の横投げで150キロ出るっていうのは魅力があるかなと思いますね」
伊東平 アナウンサー
注目の外野手争いをしている中村健人選手の練習はまだ終わりません。足元にいろんな種類のバットがあるんですけど、この黄色い、硬球ではない、ちょっと柔らかいタイプのボールをコツコツ、いろんな形で打ったりしながら、引き出しを増やしているということです。

本当にどの選手も目の色を変えて食らいついている日南キャンプですが、新井貴浩 監督が第2クールまでを振り返りました。

広島カープ 新井貴浩 監督
「きょうもファームの方から数名来ましたけれども、みんな、なんとかアピールしてやろうという気持ちが伝わってきますのでうれしいです。特に投手でいうと結果が出た投手、そうではない投手がいると思うんですけれども、まだまだ始まったばかりなので、結果が出た投手は継続してもらって、結果が出なかった選手ってのはまた、そこを修正して練習してもらいたいなと思っています。その中でもきょうは塹江がいいピッチングだったですね。昨年から少し腕の角度を下げてトライしているんですけれども、きのうかな、きのう、東光寺(球場・2軍キャンプ)に練習を見に行ったときに塹江と会いまして、きょう投げるってもう決まっていましたので、『あした、がんばります。もう荷物をまとめています』と言っていたので、そうとう自信を持っているなと思って、きょう見たら、なるほどなと思いました。はい、もう1軍に合流します」