能登半島地震による揺れで、広い範囲の被災地では墓石が倒れたりズレたりする被害が多発しました。8日、富山県氷見市では、その墓石の修復作業中、クレーンで吊り上げた重さ約250キロの墓石が落下しました。手を使って墓石を支えていた男性は、危機一髪で墓石を避けたものの、その際のはずみで転倒し、右すねなどを骨折する重傷です。

事故があったのは、8日午前9時ごろ、富山県氷見市内にある寺院の墓地です。
警察によりますと、能登半島地震の揺れでズレが生じた墓石の修復作業にあたっていたのは、市内の石材店に勤める48歳の男性と同僚の70代男性の2人で、70代男性がクレーンを操作して墓石を吊り上げ、48歳男性が手でその墓石をおさえる補助役をしていましたが、クレーンから墓石が落下。48歳男性は危機一髪で墓石を避けましたが、右足首をひねるように転倒し、病院に搬送。右すねと左ひじを骨折する重傷です。
落下した墓石は、墓の上部にある「竿石」で、高さ84センチ・縦35センチ・横37センチ、重さは約250キロでした。クレーンで地上から高さ170センチほどまで吊り上げられたところから落下したとみられます。
警察は70代の男性から話を詳しい状況を聞くなどして、事故の原因を調べています。














