今年度、クマによる被害が過去最悪になっていることを受け、環境省の検討会はきょうの会議で、クマを「指定管理鳥獣」に追加する対策案をとりまとめる方針です。
環境省によりますと去年4月から先月末までに、クマの被害に遭った人の数は全国で218人に上り、過去最多となっています。
きょうの検討会では被害を防止するための対策が話し合われていて、絶滅のおそれが高い四国以外の地域で、クマを「指定管理鳥獣」に追加する案が了承される見通しです。
これにより、都道府県がクマの捕獲などをする際に、国から補助金などの支援を受けられるようになります。
一方で、すでに指定されている二ホンジカとイノシシに比べてクマは個体数が少ないことから、対策案では過度な捕獲が行われないよう、生息エリアなどを継続的に把握すべきとしています。
注目の記事
初詣にまで物価高の波が… お守りやおみくじの“値上げ”相次ぐ

びわ湖の水位「-71cm」で“道”や“石垣”現れる 漁師たちは大打撃「次世代が漁をしていけるのかが一番問題」県などに改善求める声

「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】









