今年はどのぐらいの花粉が飛散するのか。日本気象協会の予想では(北海道は「シラカバ」)平年比で名古屋や大阪、福岡などは「やや多い」、北海道は「非常に多い」となっています。

暖冬の影響もあり、花粉が飛び始める時期は早いと予想されていますので、早めの対策が必要になってきます。そして、この花粉情報について、30年ぶりに新基準ができました。今まで花粉の飛散量を表すものは「非常に多い」が最高ランクだったんですが、この1つ上に「極めて多い」というランクができました。

1平方センチあたり100個以上の飛散量となる時で、例えば屋外活動を避けたり、テレワークが推奨されたりする目安となるそうです。

データを取っている岐阜の大垣市では去年、スギ花粉の飛散を観測した40日のうち、17日が「100個以上」の「極めて多い」の日があったということなんです。

去年の国会で岸田総理が、花粉症対策は今や我が国の社会問題だと言っていて、国も本腰を入れ始めました。1月、花粉症対策をまとめたリーフレットを環境省と厚労省が出しました。一体どんな内容なんでしょうか。