東京パラリンピックの銅メダリストで、ゴールボール女子日本代表の天摩由貴選手が6日、青森県八戸市の中学生に「夢を持つことの大切さ」を伝えました。
八戸市立明治中学校を訪れたのは、東京パラリンピック銅メダリストの天摩由貴選手です。6日は、40人の生徒たちに「夢を持つことの大切さ」をテーマに講演しました。
天摩選手は、生まれつき視覚障害があり、体格も恵まれてはいませんが、2012年には陸上競技、16年と21年にはゴールボールでパラリンピックに出場した自身の原動力について明かしました。
ゴールボール女子日本代表・天摩由貴選手
「小さいころから負けず嫌いで姉のやることは自分もやってみた。目が見えないことからできないじゃなくて何でも挑戦してみたいという気持ちが強かった」
また、夢を達成するために常に目標を設定し、行動を続けることの大切さを伝えました。
生徒は
「夢や目標を持つとこれから自分がどうしていきたいかもわかってくるし、将来がんばっていけるようになるなと思いました」
講演の後には、ゴールボールの体験会が行われ、生徒たちはパリパラリンピックを目指すトップアスリートとの貴重な交流を楽しみました。