40年前に発生した長崎大水害と同じ年に生まれた有志らによる『災害を風化させないための写真展』が、18日から長崎市で開催されています。



被災当時の中島川や浜町アーケード。
現在と比較することで被害の甚大さが鮮明に伝わってきます。

この写真展は299人の命を奪った1982年7月23日の長崎大水害の惨状を今に伝え、防災意識を高めてもらおうと、水害と同じ年に生まれた有志らでつくる団体が開催しています。

災害当時の写真53点が展示されているほか当時の映像を見ることもできます。

長崎大災害アーカイブプロジェクト 長野 仁 代表:
「長崎大水害に関しては特に資料館とか祈念館とかもないので、写真展を通じて長崎大水害のことを知ってもらう。災害が起こり得るんだよってことを感じてもらえればと思います」

『あの夏の雨から40年 長崎大水害を今に伝える写真展』は、長崎市浜町・石丸文行堂 本店6階で今月24日まで開かれています。