1年間の1世帯あたりの支出の内訳をまとめた総務省の『家計調査』が公表されました。
ラーメン消費額“日本一”の座に輝いたのは、現チャンピオンの山形市。なぜ、山形市ではラーメンの外食消費額が多いのでしょうか。
毎日食べるなら“山形ラーメン”
▼外食ラーメンの消費額ランキング
1位…山形市 1万7593円
2位…新潟市 1万5224円
3位…仙台市 1万3074円
4位…宇都宮市 1万2035円
5位…富山市 1万2017円

良原安美キャスター:
1位となった山形市では、市役所で館内放送を行ったり、横断幕を広げたりして歓喜しました。
山形市の佐藤孝弘 市長は、「山形市のラーメンの多様性や、おいしさを一緒にPRしたことが、良い結果に繋がった」と話しています。

一般的な“山形ラーメン”というと、▼スープは、醤油ベース、▼麺は、細目から中太、▼具は、ネギの細切り、チャーシュー、メンマ、ナルトなど。
いわゆる“昔ながらの中華そば”というイメージです。毎日食べるならこんなラーメンがいいなという感じがします。

山形県には、山形ラーメンのほかにも、いろいろなご当地ラーメンがあります。
▼魚介だしベースの、“酒田ラーメン”
▼鶏モツがたっぷりのった、新庄市の“とりもつラーメン”
▼ちぢれ麺が特徴の、“米沢ラーメン”
▼辛味噌がのった、“赤湯ラーメン”
▼“上山ラーメン”、などなど。

ラーメン店の店舗数でいうと、2016年の調査結果では、山形県は、401店舗。
一方、消費額2位の新潟県は、597店舗。
ただ、10万人あたりのラーメン店舗数に換算すると…
1位…山形県 36.02店
2位…秋田県 27.22店
3位…栃木県 27.56店
新潟県は、26.11店です。
