先月31日、最後の業務にあたる配達員の女性。
ヤマト運輸・元クロネコメイト 個人事業主の配達員(40代)
「今日は(荷物が)340ぐらい。大きなトラックに挑戦したこともあったけど、これがいちばん合っている」

ヤマト運輸とは、およそ2年半前から契約を結び、毎日朝早くから、多いときには1日600個ほどの荷物を運んできました。
ところが、ヤマト運輸は去年6月、メール便などの配達業務を日本郵便に委託すると発表。
これに伴い、これまで「クロネコメイト」として業務委託していたおよそ2万5000人の個人事業主らとの契約を、この日で終えたのです。

こうした会社の方針に対し、一部の個人事業主らは労働組合に加入し、団体交渉の申し入れを行ってきました。しかし…
労働組合の会見
「すべて団体交渉という形では、拒否」