気象庁は午後4時46分、九州地方に線状降水帯の予測情報を発表しました。
線状降水帯発生情報が発表された長崎県など九州北部では、引き続き、19日午前中にかけて、一方、九州南部では、19日午前中には線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとしています。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと、長崎県壱岐・対馬では、線状降水帯による猛烈な雨が続いています。
九州北部地方では、引き続き19日午前中にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
18日から19日にかけて予想される1時間降水量は、
佐賀県と長崎県ではいずれも多い所で、70ミリ。
18日午後6時からの24時間で予想される降水量は、
いずれも多い所で、
長崎県で250ミリ
佐賀県で200ミリとなっています。

降り続いた雨のため午後2時20分には、対馬市上県町の佐護川が
午後3時前には対馬市峰町の三根川が相次いで「氾濫危険水位」を超えました。

対馬市は午後3時47分、市内全域の住民14,635世帯、28,408人に対して
避難指示を出しています。