いよいよ2月下旬にJリーグが開幕します。J2のファジアーノ岡山は、2月25日のホーム開幕戦に向け、宮崎県でキャンプを行っています。
坂井亮太記者がリーグ優勝、そして悲願の昇格をかけ戦う今シーズン、チーム作りを行う宮崎キャンプに行ってきました。

■宮崎キャンプで新チーム始動 昨シーズン10位の悔しさバネに「J2の頂きを」

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)「競争を通してチームが強くなっていくことと、チームが昇格目指してその目標を達成するためにひとつになっていくことが同時に求められます。いい状態でやれていると思います」

2月の平均気温が岡山より3℃ほど高い南国・宮崎県。野球やサッカーなどのプロスポーツチームもこの地でキャンプを行い、シーズン開幕に備えています。

(坂井亮太記者)「常夏の宮崎県、あいにくの天気ですが、ここでファジアーノ岡山の本格的なチーム作りがスタートしています。今シーズン見据えるのはもちろん、J1昇格です」

先月28日から、宮崎市を拠点に新チームを始動させたファジアーノ岡山。

「頑張っていきましょう」

新戦力との「融合」を図る今回の宮崎キャンプ。昨シーズンを戦い抜いた選手たちは、強い覚悟を持ってJ2の頂きを目指すと意気込みます。

(今シーズン背番号「10」ファジアーノ岡山 田中雄大選手)「チームとしてどう点をとっていくか、自分がどれだけ関わっていけるかが自分の課題だと思う。勝っていくことだけしか今年のチームで目指すところは無い」

(ファジアーノ岡山 柳育崇選手)「『競争力』をシーズン通して保ちながら、常に誰が出ても試合に勝てるようなチームにしていければなと思っています」

ファジアーノ岡山は、昨シーズン、10位と歯がゆい結果に。クラブ過去最高の3位だった一昨年と比較すると得点は12点減少し、引き分けはリーグ最多の「19」と勝ち切れない試合が数多くありました。

(木山隆之監督)「優勝して昇格するということを大きな目標にしてスタートした一年だったので、10位という成績に終わって非常に悔しいですし、なかなか勝ち切れなかったシーズンだったと思う」