■清水エスパルスから加入 MF竹内涼選手ら新戦力で新たなフォーメーションを

サポーターともに新たな景色を見たい。今シーズン、悲願のJ1昇格を目指して、ファジアーノには13人の新戦力が加入しました。

(清水エスパルスから新加入MF 竹内涼選手)「攻撃においても守備においてもチームにスイッチをいれるのが特徴。チームの勝利により多く貢献する」

清水エスパルスで主将としても活躍しJ1通算207試合に出場しているMF・竹内涼選手や対人守備や空中戦の強さを誇り、右サイドを豊富な運動量で駆け上がる柳貴博選手ら、J1などでの経験も豊富な攻撃的な選手を獲得しました。

(今シーズン新加入 ファジアーノ岡山 柳貴博選手)「常に自分が前に前にプレッシャーをかけていくというのを意識しています。やはりゴールに直結するような『プレー』『アシスト』を求められているので、その期待に応えていけるように頑張っていきたいと思います」

そして得点力をUPさせるため、今年から新たなフォーメーションに取り組みます。

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)「2トップでプレーする時間が昨年も一昨年も多かったんですけど、バリエーションが出せる前線の選手になったので、選手たちを生かすために、2トップよりも3人という形を選択」

センターフォワードを頂点に、2人の選手を裏のスペースを狙う「シャドーストライカー」として配置。ウイングバックを含めた5人でゴールを狙うシステムに変更しました。個性の異なるFW陣を最大限生かそうと、「3・4・3」の陣形を採用したのです。(【図①】)

【図①】

中でも期待されるのが、ブラジル出身の大型FWグレイソン選手。昨シーズンの韓国リーグでは2ケタ得点を記録。身長186センチと大柄ですが、足元のボールさばきは柔軟、視野も広い万能型のストライカーです。

(慶南FC〈韓国2部〉から加入 グレイソン選手)「私の特徴は、背後への動きと精度の高いシュートです。ファジアーノ岡山にゴールかアシストで貢献したい。目標としては、やはりJ1に昇格するために全力で頑張る」

2月3日、新たなフォーメーションを試す絶好の機会がやってきました。