救急隊からの救命救急処置の指示要請の拒否や、パワハラなどの問題が浮上した鳥取県立中央病院は、5日、救命救急センター長を廣岡保明院長が兼任する人事異動を発表しました。
救急隊からの指示要請を拒否するメールを院長に無断で送ったとされる今の救命救急センター長は、兼任していた2つのセンター長も併せてその職を離れますが、これまでも兼任していた救急集中治療科部長などの職にとどまります。
また、実質的に救命救急センターのナンバー2としてセンター長を補佐していた医師も、高次救急集中治療センター副センター長の職を離れます。
3つのセンター長職はいずれも院長が兼任する人事で、鳥取県病院局は問題が表面化したこのタイミングで刷新を図ったと説明しています。
発令は2月10日付です。