段ボールを粘土のようにこねたアート作品展が富山市で開催されています。ドラゴンや富山ならではの深海魚など段ボールとは思えない繊細なアートの数々、夏休みを前に親子連れの人気を集めています。

富山市民プラザで開催されているのはダンボールアーティスト、オダカマサキさんによる作品展です。

オダカさんの作品は、ダンボールをアルコールで濡らし、粘土のように手でこねて造形する技法が特徴で、会場には神話に登場する生き物など30点以上が並んでいます。

中には、この企画展のため制作した富山ならではの深海魚、リュウグウノツカイや、尾羽の繊細な質感を表現するため2か月半かけて制作したというニワトリが展示され、大勢の親子連れの目を引いていました。

記者:「どうでしたか?」
男の子:「すごかった」
女の子:「楽しかった」
男の子:「恐竜好きだった」
母親:「色が段ボールなので、そこは段ボールかなと思うんですけど、彫刻みたいにも見えたり」

ダンボールアーティスト オダカマサキさん:
「夏休みの工作とか遊ぶ時に、あのおじさんあんなの作ってたなみたいなのを思い出しながらやっていただけるといいかなと思います」

作品展は8月14日まで開かれています。