日本最古の技法を継承する「伊波メンサー織」を体験する催しが、うるま市で行われました。

これはうるま市生涯学習フェスティバルの一環で行われたもので、訪れた人が県の工芸士による手ほどきで伊波メンサー織を体験しました。

伊波メンサー織はうるま市の伊波集落に古くから伝わる織物で、足を前に伸ばして座り竹や木で作った道具で織りながら前に進んでいく「イザリ織り」と呼ばれる技法は日本で一番古いとされます。

参加者
「簡単にできると思っていたが、いろいろ織りながら考えていて、すごいなと思った」

伊波メンサー織作業所県工芸士 伊波由美子さん
「興味を持ってもらえたらこれからもずっと続けられるかなと。みんなで協力し合ってできたらいいなと」

関係者は多くの人に地域の伝統への関心を持ってもらい、製作を続けていければと話していました。