タブー視されがちな生理について理解を深めてもらおうと、大学生が中学校で出前授業を行いました。
授業を行う女子大生
「ナプキンって、生理が来たら2~3時間置きにトイレに行って、わざわざ交換しないといけないわけ」
これはキリスト教学院大学の学生が企画したもので、生理時には眠気や痛み、気分の落ち込みなど人それぞれ異なる症状があることを説明したほか、経済的な理由などで生理用品を十分に買えない「生理の貧困」問題について生徒とともに考えました。
男子生徒
「人それぞれ症状が違う所とか初めて知りました」
女子生徒
「話しづらいことが1番大きいから、男女一緒にやった方が、女子にとってもいいことかなと思います」
キリスト教学院大学4年生 渡久地奏乃さん
「知識が広がると困っている人に対して思いやりの言葉とか行動ができると思う。この授業をしている意味だと思います」
生徒たちは実際に生理用品に触れての学習も行い、生理について理解を深めた様子でした。