中国海警局の艦船が先月、沖縄県の尖閣諸島周辺を飛行する自衛隊機に対し、退去するよう、複数回にわたり警告を行っていたことがわかりました。習近平国家主席の指示を受けた措置とみられ、尖閣諸島周辺での緊張が高まる恐れがあります。
日本政府関係者によりますと、中国海警局の艦船が先月、沖縄県の尖閣諸島周辺の日本領空を飛行する自衛隊機に対し、複数回にわたり、退去するよう無線で警告していました。
これまでも中国側が退去警告を行うことはあったものの、連続して警告が発せられたのは初めてで、日本側は外交ルートを通じ反論したということです。
習近平国家主席は去年11月、東シナ海を管轄する海警局の司令部を視察し、「中国の領土主権と海洋権益を断固として守る必要がある」と指示しており、これを受けた措置とみられます。
中国側が新たな措置をとるようになったことで、今後、尖閣諸島周辺での緊張が高まる恐れがあります。
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