■プロ野球 ロッテ春季キャンプ(4日、 沖縄・石垣市)

侍ジャパンの井端弘和監督(48)が4日、沖縄・石垣市で行われているロッテのキャンプ地を視察訪問した。

この日は佐々木朗希(22)が今キャンプ2回目のブルペン入り。スライダー、フォークを交えながら計52球を投げ込んだ。佐々木のピッチングを捕手の後ろで見ていた井端監督は「まだ仕上がっていないと思うけど、充分いいボールを投げていましたし、この時期にしては素晴らしい」と絶賛。

井端監督がブルペンでの投球を見るのは佐々木が新人の頃以来だという。会話するのもこの日がほぼ初めてとのことで、「体つきもそうですし、1人だけ前から投げてるんじゃないかというくらい、威圧感も出てきた」と以前との違いを感じたようだ。

また「昨年のWBC準決勝で投げていますし、日本を代表するピッチャーであるのは間違いない。日本のエース格として期待しかない」と話した。

11月には国際大会「プレミア12」が5年ぶりに開催される。井端監督は「オファーは出したいと思いますので、よろしくお願いします」と佐々木本人に伝え、早くも代表招集の意向を示した。